秘書検定第120回(2020/2)、合格事例から採点方式を検証した。

秘書検定配点解読記事アイキャッチ画像 秘書検定
秘書検定合格通知書
この記事は約4分で読めます。
管理人の<br>田中です
管理人の
田中です

 仮説実証のため、第120回合格事例を収集したのですが、検証ページに追記すると読みにくくなりそうなので、このページにまとめました。よろしければ、ご覧ください。

 以下の事例は著作権に配慮し、Twitter規約に定める範囲で掲載しております。なお、投稿者の方のご希望があれば、ただちに掲載を停止いたしますので、ご遠慮なくお申し付けください。

 この方は記述問題で、小設問全部正解の問題のみを、正解とカウントなさったようですが、13/22≒59.1%では不合格。他の部分的(小設問)正解の分も、きちんと加点されての合格だと言えるでしょう。

 これで実技分野が、選択18問・記述(小設問)14問の大枠で採点されていることは、ほぼ確実でしょうから、(全問題同一配点と仮定して)実技分野正解数/(18+14)で算出した数字でも、ある程度は合否判定の目安になるかもしれません。

 合格のメッセージは拝見しててうれしくなりますね。自分のことのように、ほっとします。

 これだけ実例があると、(繰り返すようですが、)

 実技分野=「選択18問・記述(小設問)14問」構成で採点
(小設問ごとに配点がある。)

というのは、ほぼ確定ですね。

 そして、大変残念ながら、「選択問題より記述問題の方が、1問(1小設問)あたりの配点が大きい」ことの証明事例が、なかなか見つかりません。

 実際の解答内容と模範解答を、細かく比較して見なければ、証明が難しいことなので、やむを得ないところかも知れません。

 しかし、設問ごとの難易度差や、制度設計的視点から見れば、記述問題の方が配点が大きくなるのは、きわめて自然なことではないでしょうか。

「さぶれ」さんが解答画像を公開くださいましたので、採点詳細を検証してみました。

画像から集計してみると

・理論 10/13

・実技(18~21)/32

 選択9/18 記述 (9~12)/14(32問1~2/3、33問3/3、34問1~3/4、35問4/4)
※32問と34問は模範解答をみても、採点にゆらぎが出そうなので、「~」で表示しました。

 私の判定では、32問が1個・34問が3個正答かと思われます。

推定配点基準からいけば、(9問×2)+(7問×3)+(4問×2)=47。47/74≒63.5%。

正答個数からいけば、9+1+3+3+4=20。20/32≒62.5%。

 2つの数字の差が1%程度なので、最初のほうでも述べましたが、実技分野での「正答問題数/総問題数」が60%越えでも、簡単な合格目安にはなりそうです。(ただし、正解判定をシビアにしないといけませんが。)

管理人の<br>田中です
管理人の
田中です

文章作成などの問題は、正否判定がむずかしいですよね。
模範解答を見ても、なんかモヤモヤが残りました。

どうか、この記事があなたのお役に立ちますように。

 

※2022/02/10追記:一部ツイートが埋込表示されなくなっています。元ツイートが削除等されたためと思われます。記事内容が捏造でないことを示すため、痕跡を残したままにしておきます。ご了承ください。すべてのツイートはTwitter社の利用規約に則り掲載しています。

 

タイトルとURLをコピーしました